FXトレーダーブログ

FXを始めたい方やFXの初心者にFXの基本的な知識ややり方を紹介しているブログです。

基本的な注文の種類

 

FXでは一口に注文と言っても、

数々の注文方法があります。

 

基本的な注文方法は以下の

3つに大別されます。

 

  1. 成行注文
  2. 指値
  3. 指値注文

 

この3種類の注文を順に説明していきます。

 

成行注文(マーケット注文)

 

成行注文は、

現在のレートで注文を出す方法のことです。

 

価格を指定せず、

すぐに注文を成立させたい時に使います。

 

指標発表や、相場が動いている時など、

スピーディに取引を行いたい場合に、

有効な注文方法です。

 

ただし、

スリッページが生じる」又は「滑る」

と言われる現象が起きます。

 

スリッページ」とは、

注文したときの金額と、

売買確定時の金額に差が生じることです。

 

注文がFX会社のサーバーに届くまでの間に、

レートが変動するのでどうしても

この現象は起きます。

 

スリッページ対策の派生注文として

「ストリーミング注文」という

方法があります。

 

これは許容できるスリッページ幅を

あらかじめ指定しておける方法です。

 

が、値動きが激しくスリッページ

多いと中々に注文が成立しなくなる

リスクがあります。

 

指値注文

 

あらかじめ希望する価格を

指定しておく注文方法です。

 

自分にとって有利な相場を

想定して出しておく事が出来ます。

 

たとえば、

現在レートが100円だった場合、

100円以下で買いたいときに行う

注文方法です。

 

もし、98円に買い注文を出した場合、

98円まで下落すればエントリーされます。

 

メリットとして、

チャートを長時間見れない場合でも

注文が成立可能なことがあります。

 

デメリットとして、

指定価格にならない場合、

中々売買成立しないことがあります。

 

有利かつ円滑に利益をコツコツ

積み上げやすい注文方法なので、

扱いに慣れておくことを

オススメします。

 

指値注文

こちらも指値注文と同じく、

あらかじめ希望する価格を

指定しておく注文方法です。

 

指値注文とは逆に、

自分にとって不利な相場を

想定して出しておく注文です。

 

こちらは、

「〇〇以上になったら買う」

「〇〇以下になったら売る」

と設定します。

 

例えば、

現在レートが100円だった場合、

102円に買い注文を出しと、

102円まで上昇した時に

エントリーされます。

 

これにより、

思わぬ方向へ相場が

動いた場合損切り出来ます。

 

リスク回避のために非常に重要度の

高い注文方法なので、

ぜひ覚えておきましょう。

 

また、

成行注文、指値、逆指値注文の他に

3つの注文方法を組み合わせた派生の

注文方法があります。

 

  1. OCO注文
  2. IFD注文
  3. IFO注文

 

こちら3つも今回紹介します。 

 

派生と聞くと難しそうですが、

先の3つを押さえてれば

簡単ですので安心してください!

 

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OCO注文

 

FX取引では自分が頭に

思い描いたシナリオに沿って、

さらに便利な注文方法を使い分けられます。

 

その1つがOCO(オーシーオー)注文と

呼ばれるものです。

 

OCOは“One Cancels the Other”の略で、

2つの注文(指値、逆指値)を同時に出し、

片方成立すると、もう一方は

キャンセルされる注文方法です。

 

指値と逆指値を組み合わせたタイプの注文で、

相場がどう動くか分からない時に有効です。

 

たとえば、

1米ドル=108円で買いのポジションを

建てていた場合に、

 

  1. 113円以上になったら売るという利益確定の指値
  2. 105円以下になったら売るという

 

ストップロスの逆指値を同時に

出しておけるわけです。

 

読み通りの展開になれば

1米ドル当たり5円以上の差益を

確定できるとともに、

円高に反転しても3円のロスに

損失を抑えられます。

 

この注文方法は一方が成立すると、

もう片方はキャンセルになってしまう性質上、

利確や損切り後に逆向きに

大きな価格変動があった場合に

トレンドに乗れなくなってしまう

可能性も秘めています。

 

IFD注文

 

IFDは“If done”の略で、

新たにポジションを建てる際に、

決済の注文まで設定できます。

 

イフダンは、いくらで買う(売る)という

新規の注文と同時に、その新規注文が

成立した場合いくらで売る(買う)という

決済のレートを同時に指定可能な注文です。

 

1回で2つの注文を発注できる特性上、

あまり取引画面を見ていられない人に

も向いている注文です。

 

たとえば、

110円で買いの指値注文をします。

 

この注文が成立時に、

115円の売りの指値注文を指定して

出せるようになるのです。

 

利点は安定した収益と

リスク管理が出来ることです。

 

一方OCO注文と同様にトレンドに

乗りづらい点があります。

 

IFO注文

 

IFO注文は、

IFDとOCOを組み合わせた

注文方法です。

 

手間要らずで、

利益確定とストップロスの決済の

指図をおこなえる注文方法です。

新規注文と決済注文を

同時に出す形式が特徴です。

 

損失のリスクを大幅に減らす

注文として有効です。

 

決済のレートを二つ指定できるので、

利益が出る時はこのレートで決済、

損が出てしまう時はこのレートで決済、

と同時に指定可能です。

 

たとえば

110円で買いの指値注文を出します。

 

この注文が成立すると

118円で売り指値

108円で売り逆指値

の2つが注文状態になります。

 

どちらかが成立した時、

片方は注文キャンセルになります。

 

このように注文と

言えど全く違う戦略です。

 

どの注文が今の相場に適しているか?

 

リスク管理に結びつくか?

 

慎重に考えて、

その都度注文方法を吟味しましょう。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

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