FXトレーダーブログ

FXを始めたい方やFXの初心者にFXの基本的な知識ややり方を紹介しているブログです。

FXで勝てない4つの理由

 

FXの勝ち方や勝つポイントは、

人それぞれの多彩なパターンがあります。

 

また、FXで負けるもしくは負けが

込むパターンも様々あります。

 

今回は、FX初心者が陥りやすい

負けるパターンを4つ理由とともに

紹介していきます。

 

勉強&分析不足

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まず、多くの方がFXを学び、

分析を繰り返していると思いますが、

その学習量、知識量、分析量で充分か、

今一度振り返ってみてください。

 

ただでさえ難しく、

日々流動的に変化を見せる為替市場で、

十分ということはあり得ません。

 

この知識量や分析量が足りなければ、

チャンスを逃すだけでなく、

逆に損失を増やしてしまう

ことにつながります。

 

また、FXの分析では、

「ファンダメンタルズ分析」と

テクニカル分析」があります。

 

この2つは基本になります。

 

情報収集を絶えず行い、

チャートをきっちり見極めて、

不必要な取引を増やしたり、

相場の変動タイミングを

見逃したりしないようにしましょう。

 

また、取引中だけでなく取引後の

振り返りは必ずしてください。

 

自身が予想したこととそれに対するアクション、

勝った時は、なぜ勝てたのか、

何が良かったのか

 

負けた時は、

何が足りなかったのかを

振り返りさらなる学習と分析に

つなげていくとが重要です。

 

高すぎるレバレッジ

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レバレッジはFX取引における

大きなメリットのひとつですが、

逆に大きなリスクを負ってしまう

要因にもなります。

 

レバレッジが高ければ

ロスカットのリスクも高まります。

 

たとえば、レバレッジ

最大の25倍かけていて

ドル円相場が100円の場合、

4万円あれば1万ドルもつことができます。

 

しかし、この状況で証拠金4万円だと

相場が4円動いただけで

ロスカットになってしまいます。

 

自身の資金量と経験値を踏まえて

高すぎるレバレッジ

かけないことが重要です。

 

特に初心者の方はいきなり無茶をしないで、

低めのレバレッジで運用し、

証拠金はできるだけ多く

用意して置くことが重要です。

 

また、取引量にムラを

作らないようにすることで、

ロスカットのリスクを

減らすことができます。

 

 

損切りが出来ない

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あなたは損切ルールを決めていますか?

 

多くの勝てないトレーダーに共通しているのが、

この損切ルールを決めていないかもしくは、

損切りルールを守れていないことです。

 

損切りとは、損失が出ているポジションで、

自身の設定したポイントに

なってしまった場合、

やむなく決済して

損失の拡大を防ぐ方法です。

 

しかし、損切りを明確に行えていない

トレーダーはたくさんいます。

 

どうしても損失に目が行ってしまい、

どうにか回復しないか

考えてしまいがちですが、

相場が好転するか悪化するか

分かりません。

 

運よく好転すればよいですが、

逆に悪化した場合損失額は

どんどん膨らんでしまいます。

 

一定条件になった際に、潔く損切りをして、

気持ちを切り替えられる

トレーダーを目指しましょう。

 

勝てるメンタルで取引していない

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投資に際して知識や経験、

テクニックも重要ですが、

それを扱うのは人間です。

 

その人間のメンタルが伴わないと、

それらを上手く活用することが

出来なくなってしまい、

結果として損失を出してしまいます。

 

特に人間には「欲」がありますので、

もっと利益を出したいといった欲を、

どのようにコントロールするかが

重要になります。

 

また逆に前述の損切り

欲の前では難しくしてしまいます。

 

冷静にドライに取引に向かう

姿勢やメンタルは重要です。

 

また我慢の気持ちも重要です。

 

トレードをしているとあれもこれも

手掛けたいといった気持ちや、

勝っているともっともっとという

気持ちになりがちです。

 

足元に立ち返って、

この取引は本当にするべきなのか

を考えられることが重要になります。

 

そのためには常に余裕を

持った取引を心がけましょう。

 

まとめ

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Xで勝つのはなかなか難しいものです。

 

プロのトレーダーでも

すべて勝っているわけではなく、

勝ち負けを繰り返しながらトータルで

プラスにしているものです。

 

ただ負けの数を減らすために

やれることもありますので、

トータルで「勝てる」トレーダーを

目指しましょう。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

 

LINEFX0714

 

 

 

 

FXの自動売買で上手く儲けるコツ

 

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FXの「自動売買」とは?

 

FXでは、「買い」や「売り」を

すべて自分自身の判断で行う

「裁量トレード」があります。

 

これに対し、

特定の戦略に基づいたプログラミングによって、

ステマティックに売買が行われていくのが

「自動売買」と呼ばれるもので、

システムトレードとも呼ばれています。

 

口座に資金を投入して取引をスタートすれば、

そこから先は相場の情勢に応じて

自動的に売買が進められていきます。

 

そのため、忙しい人やビギナーでも

気軽にFXにチャレンジできます。

 

FXの自動売買ツールの主な種類

 

自動売買の取引ツールには、

大きく分けて2つの種類があります。

 

の2つです。

 

この2つのシステムについて

説明していきます。

 

開発型システムトレード

 

「開発型システムトレード」とは、

「MT4(メタトレーダー4)」のような

取引ツールを総称したものです。

 

自動売買プログラムの

「EA(エキスパート・アドバイザー)」は、

外付けになっており、MT4に設定して

稼働させる必要があります。

 

外付けのEAは、プログラミング言語

使って自分で作成するか、

自分で作成できない場合は、

プログラミング化されたものを購入します。

 

MT4への設定も複雑なため、

上級者向けの自動売買ツールと

言えるでしょう。

 

上級者向けですが、

プログラミング言語でいかようにも

自動売買プログラムを変えられるので、

融通が利く点は魅力的です。

 

たとえば、

 

「2本の移動平均線

 ゴールデンクロスになったら買う」

 

という自動売買を行いたい場合、

 

MT4であれば、本の移動平均線の期間

(短期5本、長期75本など)を

自由自在に変更することができます。

 

また、自分だけのオリジナルの売買ロジックを

システム化して自動売買を行うことも可能です。

 

選択型システムトレード

 

「選択型システムトレード」とは、

「みんなのシストレ」のような

取引ツールを総称したものです。

 

自動売買プログラムは、

あらかじめ内蔵されており、

その中から選んで取引開始ボタンを

クリックすると、

自動売買が開始されます。

 

洋服にたとえると、

「開発型システムトレード」は、

オーダーメイドの洋服であるのに対し、

 

「選択型システムトレード」は、

店頭に並んだ既製品の洋服から好きなものを

選ぶようなイメージです。

 

既製品から選ぶだけなので、

細かい知識は不要ですぐに取引を始められます。

 

その点でいうと、

初心者向けの自動売買ツールと言えます。

 

ただし、既製品の洋服のデザインを

変更できないのと同じように、

あらかじめ内蔵されている

自動売買プログラムの売買ロジックを

変更することはできません。

 

たとえば、

「2本の移動平均線

 ゴールデンクロスになったら買う」

 

という自動売買プログラムの

移動平均線の期間は、

当初設定されているものから

変更することはできません。

 

みんなのFX

 

FXの自動売買プログラムの主な種類

 

では次に、売買のシグナルを出す元となる

自動売買プログラムの主な

種類を紹介してきます。

 

プログラム型

 

プログラム型とは、

 

 

というような売買ロジックを、

プログラミング言語により

機械化したものです。

 

売買ロジックは

公表されているものもあれば、

非公表のものもあります。

 

一定のルールに従い取引するので、

決められたルール以外の

取引はしません。

 

基本的には、新規注文から決済注文まで

自動で売買されます。

 

しかし、プログラムによっては

新規注文だけ自動で行い、

決済注文は手動で行う必要が

あるものも存在します。

 

リピート型

リピート型とは、ある通貨ペアを、

繰り返し売買する

自動売買プログラムです。

 

たとえば、

 

「米ドル/円を20銭ごとに買い、

 買った価格より30銭上昇したところで売る」

 

というような売買ロジックのことを言います。

 

一定のルールに従って

売買するという意味では、

プログラム型に属します。

 

しかし、「リピート注文」に注目が集まる中、

リピート型だけ他の自動売買プログラムと

切り離されて分類されることがあります。

 

外国為替相場では、

明確なトレンドが発生するのは2~3割で、

残りの7~8割はレンジ相場と言われています。

 

リピート注文は、

レンジ相場に強い取引手法ですが、

裁量で取引するためには大量の注文を

毎回取引画面で設定する必要が

あるため面倒です。

 

トレーダー型

 

トレーダー型とは、実際にFXを取引している

個人投資家の売買をもとに、

売買シグナルを生成するものです。

 

運用成績の良い個人投資家

売買をもとに発注できるため、

FX初心者でもプロ並みの上級者と

同じような取引をすることが

可能となります。

 

相場が急変したときでも、

個人投資家なら臨機応変

対応することができます。

 

しかし、自分が選んでいるトレーダーが

急に不振に陥り損失が膨らむ可能性や、

突然取引を停止するリスクもあります。

 

ストラテジー選択型

 

ストラテジー選択型とは、

様々なストラテジー(投資戦略)に

沿ったプログラミングが用意されており、

その中から希望のものを自分で

選ぶようになっています。

 

ストラテジーを提供しているのは、

国内外のプロや実際に

FXで好調な実績を上げている

トレーダーなどです。

 

ストラテジーの概要や過去の実績など

がリストアップされているので、

その中から期待できそうなものを

自分で選ぶわけです。

 

また、相応の投資経験がある人向けに、

ユーザー自身がストラテジーを構築して

売買ルールを自由に設定できる

ツールもあります。

 

「ストラテジー設定型」と呼ばれ、

自分が好む取引スタイルに合った

「自動売買」を進められます。

 

 

FXの初心者が「自動売買」で儲けるコツ

 

知識と経験がゼロの初心者でも

気軽に始められる「自動売買」ですが、

着実に利益を得ていくためには、

それぞれのツールの特性を踏まえて、

適切に使いこなしていくことが

重要となってきます。

 

まず、「リピート型」のツールは、

なかなか方向感(トレンド)の定まらない

「レンジ相場」に的を絞って利用するのが

無難でしょう。

 

言い換えれば、上昇や下落といったトレンドが

明確になっている局面では、

ストップロスを連発するばかりで、

利益を得る機会がなかなか訪れない

可能性が考えられます。

 

ストップロスとは、深傷を負うことを

防ぐために少額の損失が出た段階で

行う見切りの決済で、「自動売買」の場合は

所定の条件を満たせば機械的に実施されます。

 

一方、「ストラテジー選択型」は、

できるだけ長期間における実績を

チェックすることが大切です。

 

直近において高い実績を達成している

ストラテジーが注目されがちですが、

たまたま足元の相場展開に

ぴったり合っていただけで、

流れが変わると不振に陥る恐れがあります。

 

群を抜くような高実績ではなくても、

相場の情勢にさほど左右されず、

安定的に利益をもたらしている

ストラテジーのほうが

安心して利用できるでしょう。

 

あまり欲張らず、堅実に利益を

積み上げていく姿勢で取引していきましょう。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

 

 

 

LINEFX0714

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ファンダメンタルズ分析について

 

ファンダメンタルズ分析とは

 

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ファンダメンタルズ分析とは、

その国の経済データを使用して相場を

予測する分析方法のことを指します。

 

経済成長率や物価上昇率

財政支出などがこれにあたります。

 

また広義では、その経済に影響を与える

可能性のある要人の発言も

ファンダメンタルズとして活用されます。

 

日々、発表される経済指標と

要人発言の情報収集が

ファンダメンタルズ分析を

行う上で極めて重要となります。

 

株式投資の場合には企業の業績や売上高、

資産、負債の財務状況、財務の健全性が

それにあたります。

 

ファンダメンタルズ分析は本質的価値を評価し、

将来の価格に影響を与える可能性がある要因を

分析する手法です。

 

LINEFX0714

FXで注目すべき主なファンダメンタルズ

 

ファンダメンタルズ分析は

テクニカル分析とならんで非常に

有効な分析方法です。

 

では、実際にファンダメンタルズ分析を

行う際にはどのようなデータを

見るべきなのでしょうか。

 

ファンダメンタルズ分析を

初めて行う際に見るべきデータは

主に4つあります。

 

これから主な4つのデータを

紹介していきます。



経済指標

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経済指標は、日々世界各国の

政府や中央銀行が発表している

経済データで、プロも含めて

非常に多くの投資家がチェックをしています。

 

そのため、経済指標が発表される前後は

大きな値動きを見せることもあり、

最初は発表時間の把握だけでも

行う必要があるでしょう。

 

経済指標はファンダメンタルズを

表すデータの中でも最も速報性が高く、

最新の状況を表しています。

 

中には、すぐには価格に影響を

与えないものもあります。

 

しかし、中長期では大きな意味を

持つ指標もあり、その国の経済状況の

本質的な価値を図るデータとなります。

 

経済指標はFX会社が提供している

経済指標カレンダーを使えば

無料でチェック可能です。

 

経済指標カレンダーでは時間、指標名、

前回値、予想値、結果などが

記載されています。

 

会社によっては、

重要度なども記載されているため、

どの指標に注目すべきなのかという点も

ひと目で簡単にわかるようになっています。

 

金融政策

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投資を行う先の通貨の金融政策は、

経済指標に並んで非常に重要な要素です。

 

金融政策の例として、

政策金利の動向や緩和引き締めの

ポリシーなどが挙げられます。

 

相場分析を行う上でも重要ですが、

スワップポイントを意識して取引を

行っている投資家にとっては金融政策次第で

スワップポイントが大きく異なるため、

特に注目されます。

 

ただ、金融政策に関しては、

他のファンダメンタルズ分析に

比べて難易度も高いため注意が必要です。

 

要人発言

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要人発言も経済指標と並んで速報性の

高いデータとしてファンダメンタルズ分析の

中では比較的に値動きを見せやすいです。

 

ここでいう要人とは各国政府や

各国中央銀行の主要ポストに就いていて、

金融政策や財政政策に大きな

影響を与える人を指します。

 

ただ要人発言もその発言内容から

今後の経済状況や政策指針を読み取り、

相場に与える影響を考えなければならないので、

他のファンダメンタルズ分析に比べて

やや難易度は高いです。

 

地政学的リスク

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地政学リスクとは、

紛争や諸国間でのトラブルを指します。

 

トラブルを抱えている国や地域は

経済的に不安定とみなされます。

 

これは移り変わるものではなく、

長年の問題として特定の地域に

存在しているケースが多いので、

取引を行う通貨の国がどのような

地政学リスクを抱えているのか、

また可能ならその理由や背景を

取引前に確認しておくといいでしょう。

 

ファンダメンタルズ分析のメリット・デメリット

 

ファンダメンタルズ分析のメリット

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ファンダメンタルズ分析は、

トレーダーや投資家が正しい情報を収集し、

どのポジションを取るかについて合理的な

決定を下すために用いられます。

 

各種のデータに基づいてこれらの

決定を下すことで個人的先入観が

入り込む余地が限られるからです。

 

ファンダメンタルズ分析は

売買のポイントを定めるのではなく、

資産価値の把握を目的とするため、

トレーダーは長期的な視野で

市場をとらえることができます。

 

トレーダーは資産の数的価値を決定した後に、

それを現在の市場価格と比較して、

その資産が過大評価または

過小評価されているかを

判断することができます。

 

判断後、過大評価の株式を売り、

過小評価の株式を買うことで

利益を獲得しようとします。

 

 

ファンダメンタルズ分析のデメリット

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ファンダメンタルズ分析は

多大な時間を要し、数多くのデータを分析する

必要があるため、そのプロセスは極めて

複雑になる可能性があります。

 

ファンダメンタルズ分析は長期的な

視野で市場をとらえるため、

短期のトレードには向いていません。

 

短期的な取引を軸としているトレーダーには、

テクニカル分析の方がより適しているでしょう。

 

また、ベストケースとワーストケースの

シナリオを考慮することも重要です。

 

これらシナリオを考慮するためには、

経済関連のみならず、

政治の状況や社会情勢といった

非常に多岐にわたる要因を

分析しなければなりません。

 

ファンダメンタルズ分析を行うときの注意点

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ファンダメンタルズ分析は見るべき情報も

多い一方で相場の方向性を形作る非常に

重要な分析というのは理解できたかと思います。

 

しかし、そんなファンダメンタルズ分析にも

注意点があります。

 

ファンダメンタルズ分析は、

目に見える定量的な判断基準や

売買タイミングを図るシグナルがなく、

自分で分析を行わなければならないため

テクニカル分析に比べて

難易度が高くなります。

 

分析を行う際の情報の取捨選択では

自分にとって都合のいい情報のみを

選択することのないようにしましょう。

 

分析を行う際の判断基準や考え方の指針を

自分の中で持っておくと客観的かつ効率的な

分析が可能になるでしょう。

 

 

まとめ

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ファンダメンタルズ分析について

説明をしてきました。

 

これからFXを始める方に

は難しい内容だったかもしれません。

 

でも安心してください。

 

取引を重ねるにつれ、

徐々に理解が深まると思います。

 

まずは、経済指標カレンダーを

毎日チェックしましょう。

 

重要度が高い経済指標が

発表される時間にチャートを

見てください。

 

どの経済指標が為替レートに影響を与えるか、

少しずつわかってくるはずです。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

 

 

 

FXのテクニカル分析が基礎

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FXで使う分析方法は主に、

テクニカル分析」と

「ファンダメンタルズ分析」

になります。

 

この2つにはそれぞれ特性があり、

トレーダーによって

どちらの手法で分析するのか、

もしくは両方を用いるのか

変わってきます。

 

今回は、「テクニカル分析」について

説明していきます。

 

 

テクニカル分析について

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テクニカル分析とは、

過去の価格推移を元にして

相場を予測するため、主に過去の

値動きを示すチャートを

用いて分析します。

 

価格推移を元にする

テクニカル分析には、

 

「過去のパターンが

 繰り返される可能性が高い」

 

との考え方が根底にあります。

 

そのため、似たようなパターンを

探して相場予測を立てることが

メインとなります。

 

チャートは縦軸が価格、

横軸が時間軸となっており、

時間軸を短期~長期で

変えることもできます。

 

短いものは1分(1分足)から

長いものになると1ヶ月(月足)まであり、

時間軸・値幅を変えることで

通貨が上昇局面なのか

下落局面なのか見え方も

大きく違ってきます。

 

またチャートには投資家心理が

反映されていると言われてます。

 

どの投資家もチャートを見ながら

トレードをしています。

 

そのためチャートに現れる投資家心理を

読みながら売買のタイミングを探ることも

テクニカル分析と言えます。

 

 

テクニカル分析の主な例

テクニカル分析

チャートを使って手軽にできるため、

初心者の方でも始めやすい分析手法です。

 

テクニカル分析にはチャートはもちろんですが、

テクニカル指標を用いることが多いです。

 

テクニカル指標には大きく分けて

「トレンド系」オシレーター系」

と呼ばれる2つの種類があります。

 

トレンド系は、一般的にトレンドの方向を

わかりやすく表示したテクニカル指標です。

 

オシレーターは、相場の中で買われすぎ、

売られすぎを判断するテクニカル指標です。

 

どのようなものがあるのか

代表的な3つをそれぞれ紹介していきます。

 

トレンド系

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移動平均線

 

移動平均線は、テクニカル指標の中でも

有名で使用しているトレーダーが多いです。

 

移動平均線は一定期間の平均価格を計算し、

算出した平均値を連続させて、

相場の方向性を見やすくしたもので、

初心者の方でも理解しやすいです。

 

一般的にゴールデンクロスが有名で、

短期の移動平均線が長期の移動平均線

下から上へ突き抜けた場合は

買いサインとされています。

 

逆に短期の移動平均線が長期の移動平均線

上から下へ突き抜けることを

デッドクロスと呼び、

売りサインとされています。

 

一目均衡表

 

一目均衡表は、

和製テクニカル指標の一つで

特徴的な「雲」という抵抗帯があります。

 

一般的にローソク足と合わせて使用し、

5本の補助線(基準線、転換線、遅行線、先行スパン1、先行スパン2)があります。

 

先行スパン1と先行スパン2の間が

抵抗帯である「雲」となっていて、

この抵抗帯が厚ければ突破はしづらく

薄ければ価格変動の

前兆と予測することができます。

 

一般に転換線が基準線を

下から上に突き抜けている場合は

「好転」(買いシグナル)

 

逆に転換線が基準線を

上から下に突き抜けている場合は

「逆転」(売りシグナル)

となります。

 

また遅行線がローソク足

下から上に突き抜けたら

買いのシグナルで、

 

遅行線がローソク足

上から下に突き抜けると

売りシグナルとなります。



ボリンジャーバンド

 

ボリンジャーバンドは、

移動平均線標準偏差で計算された

上下の価格帯(バンド)を

示したものです。

 

この価格帯は相場の

ボラティリティーによって

大きさが変化するもので、

±1σ標準偏差内で動く確率は68.3%、

±2σ標準偏差内で動く確率は95.4%

とされています。

 

バンドが拡大傾向にあれば

値動きが大きくなっている傾向にあり、

縮小傾向であれば値動きは

小さくなっている傾向にあります。

 

ローソク足が±2σを抜けたタイミングで

逆張りして戻りを短期で狙う

スキャルピング手法で使われています。

 

また、バンドが縮小から拡大傾向にある

タイミングでローソク足

終値で+2σを越えた段階で

順張りする(バンドウォーク)

狙うことも可能です。

 

オシレーター

 

RSI

 

RSIは相対力指数とも呼ばれており、

買われすぎ・売られすぎが

指数化されたものです。

 

一定期間の相場の

「値上がり幅」「値下がり幅」

基に算出されます。

 

数値は0~100で示され、

一般的に70%~80%を

超えると買われ過ぎ、

 

逆に20%~30%を

下回ると売られ過ぎ

反転のサインとされています。

 

逆張りトレードの参考指標として

使われることが多く、

持ち合い相場(レンジ相場)で

有効に機能しやすいです。

 

逆に相場に強い勢いがあってトレンドが

出ている場合は逆張りのポイントでも

機能しない場合があるため

注意が必要です。



MACD

 

MACD移動平均収束拡散手法とも

呼ばれており、「マックデイー」

と読みます。

 

移動平均線を発展させて

より精度を高めるために

開発されたテクニカル指標で、

短期の移動平均線と中期の移動平均線

差によって算出されます。

 

MACDラインとシグナルラインの

2本がありMACDラインが0よりも

上にあるときは上昇トレンドで、

 

逆に0よりも下にあるときは

下降トレンドになります。

 

またMACDとシグナルラインの

ゴールデンクロスデッドクロス

相場の転換点を捉えることも可能で

比較的使いやすいテクニカル指標と

言えます。



ストキャスティクス

 

ストキャスティクス

持ち合い相場(レンジ相場)で、

一定期間の高値と安値を

元にして現在の価格が

買われすぎなのか売られすぎなのかを

判断するテクニカル指標です。

 

動きの速い%K(パーセントK)ライン

動きの緩やかな%D(パーセントD)ライン

2つがあります。

 

%Kラインが75%を超す水準では

買われすぎで、逆に

%Kラインが25%を下回る水準では

売られすぎとなります。

 

また、売買の目安として

%Kラインが%Dラインを

上抜けたら買いシグナル

 

%Kラインが%Dラインを

下抜けたら売りシグナルです。

 

ストキャスティクスは感応度が

高いためダマシも発生しやすく、

感応度を抑えたスローストキャスティクス

用いるトレーダーも多いです。

 

 

テクニカル分析で気をつけること

 

テクニカル分析は基本的な

知識さえ身につければ、

FXの初心者でもすぐに

始められる相場予測法です。

 

ただし、

 

「相場は過去と似たような

 パターンを描きながら推移する」

 

という経験則を前提としたもので、

過信は禁物だと言えるでしょう。

 

必ずしも、過去と同じようなパターンを

描くとは限らないからです。

 

もしも、テクニカル分析が相場の底と天井を

100%の確率で判定できるなら、

誰もが大儲けできるはずです。

 

また、MACDの「ゴールデンクロス」を

はじめとする「売買のシグナル」は、

実際に相場の流れが転換した地点よりも

少し遅行して出現する傾向がうかがえます。

 

しかも、「売買のシグナル」には“だまし”

呼ばれる現象が発生することがあります。

 

相場の転換を期待して

シグナルの指示に従っても、

アテが外れてしまうケースが見受けられます。

 

さらに、テクニカル指標によって

得手・不得手があることにも

留意すべきでしょう。

 

たとえば、RSIは相場の急変時に

極端な推移を示し、

正確な判断が困難となりがちです。

 

したがって、

タイプの異なる複数の

テクニカル指標を組み合わせて、

総合的に判断するのが賢明でしょう。

 

実際に取引を始める前に、

様々なテクニカル指標の推移を観察しながら、

トレンド分析やオシレーター分析、

パターン分析などの

練習を重ねることが大切です。

 

まとめ

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為替チャートやテクニカル指標をもとに

今後の相場展開を予測するテクニカル分析は、

視覚的に判断できるので、FXの初心者でも

比較的挑戦しやすい手法です。

 

基本的な知識を身につけて、

実際の為替チャートを見ながら

練習を続ければ、分析のコツが次第に

つかめてくることでしょう。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

 

LINEFX_通常

 

 

スプレッドって何?

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FX取引には、必ずスプレッドと

呼ばれるコストが関わってきます。

 

無意識のうちにトレーダーが

負担しているコストで、

損益にも少なからず影響を及ぼします。

 

スプレッドとはどういったもので、

どのような意味があり、

注意すべきことは何かについて説明します。

 

 

スプレッドとは

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まず、海外旅行に出かけたことがある人は、

外貨両替を行ったシーンについて

思い出してみてください。

 

日本円を米ドルに交換する際に、

たとえば1米ドル110円43銭であるのに対し、

同じ日時でも逆に米ドルを円に交換する際には

1米ドル108円43銭などといったように、

それぞれで異なる交換レートが

提示されていたはずです。

 

仮に、110円43銭で1米ドルに交換し、

その交換レートが変動しないうちに

円に戻したとしましょう。

 

すると、「日本円→米ドル」のプロセスでは

110円43銭を支払ったのに、

「米ドル→日本円」のプロセスで手元に

戻ってきたのは108円43銭で、

2円がどこかに消え去っています。

 

この現象は、

「日本円→米ドル」に適用されるレートと

「米ドル→日本円」に適用されるレートに

違いがあるからです。

 

この差額がスプレッドと呼ばれるもので、

外貨両替に対応した金融機関の

手数料収入に相当します。

 

FXでは、通貨ペアを売る際に

適用される「Bid(売値)」と、

通貨ペアを買う際に

適用される「Ask(買値)」の差額が

スプレッドとなります。

 

たとえば、米ドル/円の

「Bid」が103.753円で

「Ask」が103.755円の場合、

スプレッドは0.002円となります。

 

取引手数料にあたるので、

スプレッドが小さければ小さいほど

コストをおさえることができます。

 

先程の外貨両替では

2円分のスプレッドがあったのに対し、

FXの例ではわずか0.2銭です。

 

2円のスプレッドで

米ドル/日本円を買った場合、

為替相場で2円超の円安が進まなければ

為替利益を得られません。

 

これに対し、

FXの例では0.2銭超の円安に

なった時点で利益が発生します。

 

このように、スプレッドが狭い(差額が小さい)

ほうが利益を狙いやすくなるのです。

 

2円と0.2銭というスプレッドの違いが

どれだけの差を生むのかについて、

より具体的にイメージできる例を

挙げてみましょう。

 

たとえば1万米ドルを買ったとすると、

外貨両替の手数料負担が

2万円に達するのに対し、

FXはわずか20円で済みます。

 

1万米ドルを購入した場合…

 

  • 外貨両替:スプレッド2円×1万=2万円(手数料負担の合計)
  • FX:スプレッド0.2銭(0.002円)×1万=20円(手数料負担の合計)

※1銭は0.01円に相当

 

スプレッドはどんな単位?

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外貨両替や外貨預金のように

スプレッドが高いものは

円の単位で表示できますが、

スプレッドが狭いFXの場合は

もっと少額の設定です。

 

そこで、日本円との組み合わせになる

通貨ペアでは「銭」で

スプレッドが示されます。

 

一方、日本円以外の通貨同士の

組み合わせでは、

pips(ピップス)という

単位が用いられています。

 

1pipsは日本円に換算すると

0.01円(1銭)に相当するので100pipsが

ちょうど1円(100銭)となります。

 

また、pipsは通貨ペアの

スプレッドの表示以外にも、

為替差益や為替差損の金額を示す際にも

用いられます。

 

FXのトレードでは、

よく用いられる単位なので

覚えておきましょう。

 

銭」と「pips」の円換算目安は

以下の通りです。

 

  • 1銭=1pips=0.01円
  • 10銭=10pips=0.1円
  • 100銭=100pips=1円

 

LINEFX0714

 

スプレッドが狭い場合のメリットとデメリットとは?

スプレッドが狭い場合のメリット

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FXの世界では、トレーダーが負担する

スプレッドが少額であることを、

「スプレッド(の幅)が狭い」

と表現します。

 

では、スプレッドの違いはどのような

影響をもたらすのでしょうか。

 

FXで期待できる収益に為替差益と

呼ばれるものがありますが、

スプレッドの設定が高いと、

それが目減りしてしまいます。

 

為替差益とは、

取引を始めた時点と決済を

行った時点の為替レートの違いに

応じて生じるものです。

 

たとえば、

1米ドル=105円で米ドルを買い、

1米ドル=107円まで円安・ドル高が

進んだ時点で決済した場合、

1米ドル当たり2円の為替差益が得られます。

 

しかし、その際に

「日本円→米ドル」と

「米ドル→日本円」のプロセスで

合計2円のスプレッドが設けられていると、

為替差益は帳消しになってしまいます。

 

しかし、スプレッドが0.5銭などといった

非常に狭い設定なら、上記の為替差益を

ほぼ全額に近いかたちで享受できます。

 

これが、スプレッドが狭い場合の

メリットです。

 

2円の為替差益と聞くと

小銭の印象を抱くかもしれませんが、

FXでは1万通貨以上の取引も珍しくなく、

スプレッドの違いは軽視できない

差を生むことになります。

 

スプレッドが狭い場合のデメリット

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それでは、スプレッドが

狭いことによるデメリットは

あるのでしょうか。

 

デメリットというよりも、

気をつけたいことがあります。

 

たとえば、

スプレッドは狭くても

他に手数料を徴収するという

パターンもありうるので、

そういった点を見逃さないように

したいところです。

 

また、期間限定キャンペーンで

スプレッドを縮小するFX会社も

ありますが、

 

期限内に取引を決済しないと

スプレッドが違ってきます。

 

さらに、スプレッドが狭くても

約定率があまり高くないケースも

要注意です。

 

なぜなら、スリッページと呼ばれる

アクシデントが発生する可能性が

考えられるからです。

 

スリッページとは、外国為替レートが

一気に大きく変動した際などに、

自分が希望した売買レートと

約定(取引が成立)したレートとの間に

ギャップが発生する現象です。

 

こうしたアクシデントを踏まえてなのか、

スプレッドは相対的に高めの設定に

なっているにもかかわらず、

約定率に定評があるとされる

海外のFX会社・XM(エックスエム)

一部のトレーダーの間で

人気を博しています。

 

もっとも、XMの評判についても、

「約定率が高くてスリッページが少ない」

「いやいやスリッページはよく発生する」

と意見が二分されている様子です。

 

スリッページについては、

約定率だけでなく、

個々のトレーダーの手法なども

関係している可能性も考えられるでしょう。

 

 

まとめ

 

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スプレッドとは、

通貨を売る際の

適用レート「Bid(売値)」と、

通貨を買う際の

適用レート「Ask(買値)」の間に

設けられている差額のことで、

取引に応じる事業者が

手数料として徴収しています。

 

スプレットが狭く(差額が小さく)、

手数料負担が軽くなるほど、

為替差益を狙いやすくなります。

 

FX会社によって同じ通貨ペアでも

スプレッドの設定が異なっているので、

しっかりと比較したうえで、

より有利なFX会社で

取引を行うのが基本です。

 

また、スプレッドだけでなく、

約定率の高さなどもチェックするように

心掛けましょう。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

 

pipsについて

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FXの取引を始めると取引画面や

入門書など様々なところでpipsという

単語を目にすることになるでしょう。

 

pips(ピップス)とは何を意味しているのか、

通貨ペアによってどう見方が変わるのか、

まずは基本的なことを覚えておきましょう。

 

 

pips(ピップス)とは

pips(ピップス)はpip(ピップ)の

複数形で、pipはpercentage in pointの

頭文字を取ったものです。

 

pipは通貨の種類を問わず、
交換レートの値動きを意味する
単位として用いることができます。

 

たとえば、
「米ドル/円で1円の円安が進んだ」とか、
「ユーロ/米ドルが0.05ドルの

 米ドル高に転じた」とか

 

それぞれの通貨の単位で表現すると、
変動幅の違いがピンときません。

 

しかし、共通単位であるpipsを用いれば、
通貨ペアが異なっても同じ単位で
値動きを表現できるので、
変動幅の違いを容易に比較できます。

 

1pipがその通貨の単位で言えば
いくらの値動きに相当するのかは、
通貨ペアによって異なってきます。

 

米ドル/円およびクロス円(ユーロ/円や英ポンド/円など)、
米ドルストレート(米ドルと他の通貨との組み合わせで、この場合は日本円を除く)
ですと、1pip=0.01円(1銭)に相当します。

 

10pips=10銭、100pips=1円で、
「米ドル/円で1円の円安が進んだ」
という先程のケースなら、
100pipsの値動きになります。

 

これに対し、
米ドルと他の外貨(日本円以外)との
組み合わせの場合は、


1pip=0.0001米ドル(0.01セント)、
10pip=0.001米ドル(0.1セント)、
100pip=0.01米ドル(1セント)


となります。

 

「ユーロ/米ドルが0.05ドルの

 米ドル高に転じた」のであれば、

「100pip×5=500pips」の値動きが

あったことを意味します。

 

先程の例では、
米ドル/円よりも
ユーロ/米ドルの相場変動のほうが
大きかったという事実を把握できます。

 

FXでは、買値(Bid)と売値(Ask)の
差額であるスプレッドを投資家が
取引コストとして
負担することになります。

 

特に初心者の場合、
スプレッドがそれぞれの通貨の単位で
示されていると、通貨ペアごとの負担率の
違いがわかりづらいはずです。

 

そこで、pipsはスプレッドを
示す単位としても用いられています。

 

さらに、
デイトレードのようなわずかな値動きを
追求する取引では、トレードの成果に
ついてもpipsを用いて表現されるのが
一般的です。

 

米ドル/円が1ドル=104円50銭の時点で
買いを入れ、105円まで円安に振れた
タイミングで売ったとすれば、
50pips(50銭)の値幅を得たことになります。

 

pipsで損益を計算する方法とは?

 

FX取引の成果をpipsで判断すれば、

取引した通貨ペアが異なっていても、

それぞれ利幅の比較が簡単になります。

 

そして、

pipsによる成果の判断方法は難しくありません。

 

たとえば、

米ドル/円の取引で100.00円のときに

10,000ドル分の新規買いポジションを持ち、

 

その後、100.05円のときに

決済売りをおこなった場合、

獲得pipsは5pips、利益は500円となります。

 

計算式

FX取引での「獲得pips」×0.01円(or 0.0001ドル)×通貨数

 

獲得pips

100.05円(決済の売値)-100.00円(新規の買値)=0.05円=5 pips

 

利益

5 pips×0.01円×10,000ドル=500円

 

なぜ、わざわざpipsを

使って計算をするのでしょうか。

 

pipsを使うことでトレードの

調子の良し悪しがわかったり、

投資効率を比較したりすること

ができるからです。

 

ここで2つの例を比べてみましょう。

 

  1. 米ドル/円が1ドル=100.00円の時に10,000ドル買って、100.50円の時に売った。
  2. 米ドル/円が1ドル=100.00円の時に50,000ドル買って、100.10円の時に売った。

 

それぞれの利益はいくらになるでしょうか。

 

  1. 5,000円(=50銭(0.5円)×10,000)
  2. 5,000円(=10銭(0.1円)×50,000)

 

両方とも5,000円の利益となります。

 

では、利益の値幅(買値と売値の差)は

いくらでしょうか。

 

①50pips

②10pips

 

①の方が②に比べて利益幅が

大きいことがわかります。

 

もし、①の取引で、②と同じ50,000ドルを

買っていたならば、利益は25,000円と5倍に

なっていたわけです。

 

つまり圧倒的に①のほうが

投資効率はよい取引と言えます。

 

FXではこのように、取引結果の良し悪しを

利益幅で判断することがあります。

 

この利益幅のことを「獲得pips」と呼び、

獲得pipsが大きければ大きいほど、

取引の成績が好調であることを示しています。

 

 

誤解を招きやすいpipsの注意点とは?

 

pipsはあらゆる通貨ペアに

おける共通の尺度として

非常に使い勝手のいいものですが、

注意点もあります。

 

まず、米ドルストレートのケースでは

特に小数点以下のケタ数が多くなるので、

計算間違いをしやすいことがその一つです。

 

また、FX会社や証券会社によって

買値(Bid)と売値(Ask)の表示ケタ数に

違いがあることも誤解を招きやすい

ポイントでしょう。

 

たとえば、

米ドル/円において

「Bid:105.50、Ask:105.53」と

表示されているケースもあれば、

 

「Bid:105.502、Ask:105.534」と

表示されているケースもあるのです。

 

本来、pipsは為替変動の最小値で、

米ドル/円では1pips=0.01円になると

前述しましたが、後者の表示は

小数点以下が3ケタになっています。

 

この小数点第3位の値は0.1Pipsを

意味しているのですが、

1pipsのことだと誤解されがちなので

注意しましょう。

 

なお、

pipsは損切りの判断を行う際にも重宝します。

 

損切りとは、損失の拡大を防ぐために、

想定と逆方向に動いたポジションを

決済することです。

 

初心者や経験の浅いトレーダーは

損切りをためらいがちで、

それが災いして大損を被りかねません。

 

そこで、

「為替レートが想定とは逆方向に○pipsの

 変動を示したら損切りを行う」

 

というルールを定めて、

機械的にそれを実行していくのです。

 

このマイルールを徹底すれば、

損失を小さく抑えられるので、

大負けするリスクを回避できます。

 

一般的に損切りの目安は

 

 

と言われています。

 

為替レートを見て「pips」に慣れよう

 

聞きなれない「pips(ピップス)」の

意味や使用方法について、

最初は困惑するかもしれません。

 

まずは実際に動いている為替レートを見て、

通貨ペアごとに買値と売値の差が

何pipsあるのか見ることをお勧めします。

 

しばらく継続的に為替レート見ていると徐々に

pipsに慣れ、計算もできるようになるでしょう。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

 

LINEFX0714

 

 

 

 

基本的な注文の種類

 

FXでは一口に注文と言っても、

数々の注文方法があります。

 

基本的な注文方法は以下の

3つに大別されます。

 

  1. 成行注文
  2. 指値
  3. 指値注文

 

この3種類の注文を順に説明していきます。

 

成行注文(マーケット注文)

 

成行注文は、

現在のレートで注文を出す方法のことです。

 

価格を指定せず、

すぐに注文を成立させたい時に使います。

 

指標発表や、相場が動いている時など、

スピーディに取引を行いたい場合に、

有効な注文方法です。

 

ただし、

スリッページが生じる」又は「滑る」

と言われる現象が起きます。

 

スリッページ」とは、

注文したときの金額と、

売買確定時の金額に差が生じることです。

 

注文がFX会社のサーバーに届くまでの間に、

レートが変動するのでどうしても

この現象は起きます。

 

スリッページ対策の派生注文として

「ストリーミング注文」という

方法があります。

 

これは許容できるスリッページ幅を

あらかじめ指定しておける方法です。

 

が、値動きが激しくスリッページ

多いと中々に注文が成立しなくなる

リスクがあります。

 

指値注文

 

あらかじめ希望する価格を

指定しておく注文方法です。

 

自分にとって有利な相場を

想定して出しておく事が出来ます。

 

たとえば、

現在レートが100円だった場合、

100円以下で買いたいときに行う

注文方法です。

 

もし、98円に買い注文を出した場合、

98円まで下落すればエントリーされます。

 

メリットとして、

チャートを長時間見れない場合でも

注文が成立可能なことがあります。

 

デメリットとして、

指定価格にならない場合、

中々売買成立しないことがあります。

 

有利かつ円滑に利益をコツコツ

積み上げやすい注文方法なので、

扱いに慣れておくことを

オススメします。

 

指値注文

こちらも指値注文と同じく、

あらかじめ希望する価格を

指定しておく注文方法です。

 

指値注文とは逆に、

自分にとって不利な相場を

想定して出しておく注文です。

 

こちらは、

「〇〇以上になったら買う」

「〇〇以下になったら売る」

と設定します。

 

例えば、

現在レートが100円だった場合、

102円に買い注文を出しと、

102円まで上昇した時に

エントリーされます。

 

これにより、

思わぬ方向へ相場が

動いた場合損切り出来ます。

 

リスク回避のために非常に重要度の

高い注文方法なので、

ぜひ覚えておきましょう。

 

また、

成行注文、指値、逆指値注文の他に

3つの注文方法を組み合わせた派生の

注文方法があります。

 

  1. OCO注文
  2. IFD注文
  3. IFO注文

 

こちら3つも今回紹介します。 

 

派生と聞くと難しそうですが、

先の3つを押さえてれば

簡単ですので安心してください!

 

くりっく株365ならフジトミ

 

OCO注文

 

FX取引では自分が頭に

思い描いたシナリオに沿って、

さらに便利な注文方法を使い分けられます。

 

その1つがOCO(オーシーオー)注文と

呼ばれるものです。

 

OCOは“One Cancels the Other”の略で、

2つの注文(指値、逆指値)を同時に出し、

片方成立すると、もう一方は

キャンセルされる注文方法です。

 

指値と逆指値を組み合わせたタイプの注文で、

相場がどう動くか分からない時に有効です。

 

たとえば、

1米ドル=108円で買いのポジションを

建てていた場合に、

 

  1. 113円以上になったら売るという利益確定の指値
  2. 105円以下になったら売るという

 

ストップロスの逆指値を同時に

出しておけるわけです。

 

読み通りの展開になれば

1米ドル当たり5円以上の差益を

確定できるとともに、

円高に反転しても3円のロスに

損失を抑えられます。

 

この注文方法は一方が成立すると、

もう片方はキャンセルになってしまう性質上、

利確や損切り後に逆向きに

大きな価格変動があった場合に

トレンドに乗れなくなってしまう

可能性も秘めています。

 

IFD注文

 

IFDは“If done”の略で、

新たにポジションを建てる際に、

決済の注文まで設定できます。

 

イフダンは、いくらで買う(売る)という

新規の注文と同時に、その新規注文が

成立した場合いくらで売る(買う)という

決済のレートを同時に指定可能な注文です。

 

1回で2つの注文を発注できる特性上、

あまり取引画面を見ていられない人に

も向いている注文です。

 

たとえば、

110円で買いの指値注文をします。

 

この注文が成立時に、

115円の売りの指値注文を指定して

出せるようになるのです。

 

利点は安定した収益と

リスク管理が出来ることです。

 

一方OCO注文と同様にトレンドに

乗りづらい点があります。

 

IFO注文

 

IFO注文は、

IFDとOCOを組み合わせた

注文方法です。

 

手間要らずで、

利益確定とストップロスの決済の

指図をおこなえる注文方法です。

新規注文と決済注文を

同時に出す形式が特徴です。

 

損失のリスクを大幅に減らす

注文として有効です。

 

決済のレートを二つ指定できるので、

利益が出る時はこのレートで決済、

損が出てしまう時はこのレートで決済、

と同時に指定可能です。

 

たとえば

110円で買いの指値注文を出します。

 

この注文が成立すると

118円で売り指値

108円で売り逆指値

の2つが注文状態になります。

 

どちらかが成立した時、

片方は注文キャンセルになります。

 

このように注文と

言えど全く違う戦略です。

 

どの注文が今の相場に適しているか?

 

リスク管理に結びつくか?

 

慎重に考えて、

その都度注文方法を吟味しましょう。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます!!

 

 

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